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口腔粘膜疾患について

2023.11.22

みなさん、こんにちは!

診療放射線技師の井手上です。

今回は口腔粘膜疾患についてお話ししようと思います。

口腔粘膜とは、お口の中のほほ、唇、上あご、歯ぐき、ベロといった歯以外の柔らかい組織です。吸収や分泌などの機能を持ち、血管、神経などが分布しています。

粘膜はお口の中の潤いの源であるだ液を分泌するためのとても大切な役割を持っています。この口腔粘膜に生じる疾患を口腔粘膜疾患と呼んでいます。

口腔粘膜疾患の症状としては、お口の中の粘膜(ベロ、歯ぐき、口蓋、ほっぺたなど)が、白色や赤色に変色したり、水疱(水ぶくれ)ができたり、表面の凸凹、不整な形、ヒリヒリした痛みがあるなど様々な兆候を示します。

これらの中には、良性、悪性、または悪性に変化する病気もあります。このような症状が見られたら、どの科を受診すればいいかというと、「歯科」、「口腔外科」を受診するのが一般的です。

一回歯医者さんに来ていただいて、それから大きい病院への紹介状を書くこともできます。口内炎の痛みがつらくて早めに治したい場合でも歯医者さんに来ていただいて構いません。

無痛とはいえませんが、レーザー治療というものがあります。強力な殺菌作用や消毒作用があるので口内炎の回復が早くなります。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
診療放射線技師 井手上

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