唾液の役割
2021.09.08
こんにちは?
歯科衛生士の福田です?♀️
今回は、『唾液』についてです!
唾液は1日に1.0〜1.5リットル分泌されます。
そう考えると多いですよね?!
そんな唾液ですがお口の中でとても重要な役割をいくつも果たしてくれています!
主な役割は13こあります!
今回は簡単にその役割13こを紹介していきます!!
①滑剤作用:食物を飲み込みやすくする
②消化作用:食べ物を消化する役割(唾液の中に含まれる、アミラーゼなどの消化酵素によるものです)
③溶媒作用:食べ物を溶かして味を感じる作用
④イオン貯蔵(歯の保護作用):歯の再石灰化
唾液には、歯から溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンを再び歯に戻して結晶化して修復する働きがあります!これを再石灰化と言います。
脱灰の量が少ない初期の虫歯はこれによって治すことができます。
⑤緩衝作用:中和を行う(産生された酸を希釈する)
⑥洗浄作用:唾液の流れによって清潔にする
⑦抗菌作用
⑧排泄作用
⑨胃液分泌:胃液の分泌を促す(胃の消化酵素)
⑩血液凝固:止血する。
⑪抗ガン作用:ガンを予防する
⑫ペリクル形成作用:ペリクル→エナメル質を酸蝕から保護する役割を果たす
⑬水分バランス調整作用:唾液減少、水分補給へ
唾液は口の中に当たり前にあるものであまり役割などは考えたことは無いと思いますがこんなにも大切な役割を果たしています!!
唾液が少なくなったと感じる方もいらっしゃるかと思います。
唾液腺マッサージなどもとてもおすすめです!
今回は、唾液の役割についてでした。