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歯の神経について

2023.11.06

こんにちは。
歯科医師の新納です。
朝夕が冷え込むようになってきました。皆さん、体調を崩したりされていませんか?
今日は、歯の神経についてお話しします。
歯の根っこには神経があります。
虫歯ができると歯が痛むのは、歯に穴があくことによって神経が刺激されてしまうからです。「痛み」を感じることで、多くの人は「どうにかしなきゃ」と考えます。それによって、体は虫歯を治療するように促すのです。
また歯の神経には歯の知覚だけでなく、神経の中の血管は歯に栄養分や酸素を届ける役割があります。

さてそれではもし、歯に神経がなくなってしまったらどうなってしまうのでしょうか?
まず知覚がなくなってしまうので、虫歯の進行に気がつかなくなってしまいます。
また、栄養分や酸素が歯にこないため歯が脆くなってしまいます。
つまり気がつかないうちに歯がボロボロということになってしまうのです。

虫歯が進行し神経まで到達してしまうと、多くの場合神経を取る治療が必要になってきてしまいます。
そういう状況にならないよう虫歯は初期の段階での治療が望ましいですが、痛みのない虫歯は気づきにくいものです。
そのため虫歯の早期発見には定期的にお口の中をチェックすることが大切です。

これを機会にお口の中の虫歯チェックをされてみてはいかがでしょうか?

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 新納

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