安心してください!入ってますよ!
2025.09.27
皆さん、こんにちは。最近よく高層ビル、高層マンションの工事現場を見かけますね。
建築のことは詳しくないですが、高層ビルやマンションを建てるには、まず建設予定地のことをよく調査して、設計、そして実際の工事でもしっかりした土台を造って高層階の建物を建てているのかと思います。
歯を失った顎に入れるインプラントもまた、お口のなかを正確に診断して、どのような形態にするか設計して治療を進めていきます。
そんなインプラントですが、歯の根の代わりに顎の骨に「ネジのような構造物」を入れることは皆さんご存知かと思います。そして、その「ネジのような構造物」の上に「人工の歯の頭」を乗せている構造をイメージされているかと思います。
ざっくりしたインプラントのイメージはそんな感じですが、実は歯の根となる「ネジのような構造物」と「人工の歯の頭」をつなぐ土台となるパーツが存在します。それは「アバットメント」と呼ばれるパーツです。
前述の通り、インプラントの治療はそれらのパーツを正確な診断のもと、それぞれ形態を設計、選択し治療を進めています。
実はインプラントの治療は治療開始前から検査や診断などが大切で、治療終了後も長くインプラントの状態を維持させるために定期検診などの大切な処置があります。安心できるインプラントのために、「アバットメント」のように目にみえないことやあまりイメージしにくいことも大切ですね!
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉