審美歯科
2021.12.13
前回はホワイトニングについて書きましたが、今回も関連するお話になります。
審美歯科って聞いたことがありませんか?
多くの歯科医院で謳われている通り、現在の歯科治療は機能性だけでなく、その美しさ、調和性まで追求しています。
それは歯の色や形だったり、並びだったり、口元の膨らみ具合だったり、と幅広く行われています。
被せ物や矯正、ホワイトニングでそれらを獲得していくわけですね。
審美的な被せ物の代表として、セラミックが挙げられます。
色調、生体親和性、強度など、求められる要素全てにおいて優れているといえます。
アレルギーの観点からメタルではなくセラミックを選ばれる方もいますね。
過度な変更は難しくなりますが、色、形、ともに全体に調和した物を作ることが可能です。
矯正は言わずもがな、歯の並びを整えることによって美しい口元を獲得することを目標とします。
また、口元に留まらず、顔貌全体の調和性が増す可能性もあります。
ラミネートベニアというテクニックもあり、こちらは表面の見える部分だけ被せ物にするイメージと言っていいかもしれません。
裏側は御自身の歯をそのままに、表側の形を整え、セラミックを貼り付けたり、コンポジットレジンをくっつけたりという手法になります。
最後に、歯科治療全体に及ぶことですが、マイクロスコープについて。
我々の治療はお口の中という狭い場所で、かつ、小さな歯を扱うという、非常に繊細で高度な技術を求められます。
その精度を極限まで上げてくれる道具として、マイクロスコープが存在します。
歯科用の顕微鏡ですね。
肉眼ではみえないような原因が発見できたり、境目をピッタリと合わせることで被せ物が長持ちしたり、よりよい結果が得られるでしょう。
気になる治療はありましたか?
お口の中は十人十色、誰しもが均一に同じ治療が可能なわけではありません。
気になるところがあるのであれば、まずは御相談いただくのが一番かと思います。
何か少しでも参考になれば嬉しいです。