こんにちは、歯科医師の児玉です。

みなさん、季節の変わり目で体調を崩していませんか？歯も体調も悪くなって初めて大切さに気付きますよね。

さて、今回は小児歯科について書こうと思います。

最近、小児歯科を専門にされている先生のお話を聞く機会があり、その中で強く印象に残ったことがあります。

それは、『むし歯は特定の細菌による感染症ではなく、さまざまな細菌が関わりながら環境の変化によって引き起こる非感染症である』という考えです。(参照:カリエスブック　伊藤直人著)

昔は親の口移しなどでむし歯になるという考え方もありましたが、最近の研究では、頻繁な糖の摂取が歯の表面についた細菌の塊に影響を及ぼしてむし歯が進行すると言われているようです。

そのため、お子さんに口移しをしていないという方でもむし歯のリスクがあるということを考えてお子さんのむし歯予防に努めていただけたらと思います。

現在、さこだ歯科では小児歯科チームが立ち上がり、お子さまでも楽しく予防と治療を行える環境に努めております。

この機会に一度受診していただいて、予防について考えてみてはいかがでしょうか。