我が「歯みがき、口腔ケア軍」は永久に不滅です!
2024.12.03
皆さん、こんにちは。
年末が近づいてきて紅白の出場者発表、今年の流行語など毎年恒例のニュースや言葉を耳にするようになりましたね。
そんな中で「毎日恒例」なのが、お口のお手入れかと思います。
お口のお手入れといえば、歯みがきやフロス、歯間ブラシはもちろん入れ歯のお手入れ、この季節になると唇の乾燥対策なども挙げられますね。
歯みがきなどのお口のお手入れがむし歯予防や歯周病対策などに有効性が高いことはよくいわれており、皆さんも「毎日恒例」どころか一日に複数回お口のお手入れをされていることと思います。
そんなお口のお手入れですが、手をケガしてしまったり、病気になってしまったなどのために自分でお口のお手入れをすることが難しくなってしまうこともあります。
また、認知症により自分でお口のお手入れをすることが難しくなったり、歯ブラシを握っていてもうまく磨けていなかったりすることもあります。
ご自分でお口のお手入れが困難な方のために、お手入れのお手伝い「口腔ケア」が大切になります。
私も高齢者の方のお口の健康のために「口腔ケア」に従事させていただいております。口腔内細菌を多く含む唾液が気管に侵入、肺に入ってしまう(誤嚥)と誤嚥性肺炎が発症してしまいます。
しかし、口腔ケアにより口腔内細菌が減少している状態では、誤嚥しても誤嚥性肺炎の発症を予防、発症してもより軽度に抑えることが期待できます。
このように、ご自分でお口のお手入れが困難な状況でも誰かにお手伝いしていただくことで、「毎日恒例」のお口のお手入れをいつまでも続けていくことができるかと思います。
赤い羽根のように助け合いの輪が拡がっていくといいですね!
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉