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抜髄とは

2023.10.12


皆さん、こんにちは。
歯科技工士の木場迫です!

皆さんは歯の仕組みについてどのくらい知っていますか?主に、歯は1本1本に神経が通っていて、内側からセメント質、象牙質、エナメル質の組織で出来ています。
神経のことを歯科では『歯随』と言うことがあります。役割には刺激を脳に伝達することで歯の痛みやしみるなどといった症状にすぐ気付くとができたり、食べ物を咬んでいる、どこかに食べかすが詰まっているといった認識をすることができます。また、歯に酸素などの栄養を送ることで歯の強度や潤いを持続することができます。歯髄がない歯(失活歯)だとこれを感じとることが難しく、う蝕の悪化や患者さんの食事への満足感が薄れてしまう可能性があります。失活歯になる原因はう蝕の進行が神経まで進んでしまい、神経を抜かざるを得ないことが多いです。私も1本でも多く健康な歯を持続させるために磨き残しや食べかすが残っていないか、鏡でチェックしながらフロスを通して予防しています。現在、予防できているので継続することは大切だと思っています。皆さんも少しずつでもいいので、見える範囲で歯磨き後のチェックもして、虫歯予防していきましょう!

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科技工士 木場迫

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