歯と食べ物の関係
2024.03.20
皆さんこんにちは!歯科技工士の吉満です。
今回は虫歯と食べ物の関係についてお話しさせていただきます。
食べ物の中で、虫歯になりやすいものとなりにくいものがあります。その種類と特徴についてご紹介していきます。
『むし歯になりやすい食べ物』
・砂糖をふくんでいる
→チョコレート、クッキー等
・歯にくっつきやすい
→キャラメル、チューイングキャンディー等
・口に残りやすい(長時間口の中にある)
→ガム、飴等
・酸度が高い
→スポーツドリンク、コーラ、ワイン等
『むし歯になりにくい食べ物』
・砂糖が少ない
→砂糖不使用のビスケット、クラッカー等
・歯にくっつにくい食べ物
→ゼリー、プリン、無糖のヨーグルト等
・よく噛んで食べられる物
→おせんべい、にぼし、するめ等
『歯の成分を強くする食べ物」
・歯の表面にを修復する「フッ素」を含む
→牛肉、わかめ、りんご、味噌、お茶等
・歯の再石灰化を助ける「リン」を含む
→卵、チーズ等
・歯の基礎となる「タンパク質」を含むもの
→牛乳、魚、豆腐、卵等
むし歯になりやすい食べ物は食べてはいけないということではなく、ダラダラ食べをしないことや食べた後、歯磨きをしっかり行うなどに気をつけて、お口を清潔に保つことが大切です。
また、歯の成分を強くする食材などを日々の食事に取り入れていくことも心がけていきたいですね。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科技工士 吉満