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歯の神経について

2024.10.05

こんにちは、10月に入り朝夕が涼しい季節になってきました🍃

歯科技工士の有村です。
今回は「歯の神経」について話していきたいと思います。

神経は歯肉の中に埋まっている歯の中にあります。神経だけでなく、血管なども通っておりとても大切な部位になります。
虫歯が歯の深いところまで来てしまうと、神経を抜く処置をすることになってしまいます。歯の神経を抜くという治療をしたことがある方もいると思いますが、神経だけをとってるわけではなくて血管や細胞も一緒に抜いています。
この処置をすることで痛みなどはなくなります。しかし、栄養が行き届きにくくなり、歯自体が脆くなってしまいます😱
さらに、脆くなってしまうだけで無く、歯の色も黒く変色してしまうことがあります。神経を抜くことで痛みを感じることは無くなりますが、歯のトラブルに気づきにくくなってしまうことがあります。
神経を抜いた後の、歯の変化に気づくためにも、定期的に歯医者に行き検査を受けるようにしましょう💪

神経を抜いた後にする処置としてマイクロ根治というものがあります。
マイクロ根治とは、マイクロスコープを用いた根治治療になります。通常の根治治療より深い部分をマイクロスコープ(顕微鏡)で確認しながら行う治療です。
マイクロスコープは、約20〜30倍の拡大ができるため、肉眼よりも精密な治療ができ、虫歯の再発も予防することができます。

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科技工士 有村

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