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歯の神経のサインに危機感をもつ。

2025.03.08

皆さん、こんにちは。つい先日、年が明けたかと思うともう梅がきれいに咲いていて、次は桜が咲くのが待ち遠しいです。

そんな季節に厄介なのが花粉症の存在ですね。先日テレビでなぜ花粉症になるのかが解説されていました。
専門家の話によると、かつては「コップ理論」といわれ体に蓄積された花粉がある一定量を超えると、コップに注いだ水があふれるがごとく容量オーバーになり花粉症の症状が現れるとされていましたが、それでは壮年期に発症する人もいるのに幼児期に発症する人もいてあまりにも発症のタイミングの個人差が大きく説明がつかないため、今ではその時々の花粉量が免疫力を上回った時に発症する「シーソー理論」が提唱されているそうです。

免疫力は大切ですね。

免疫力と同じように体にとって大切なのが痛覚です。よく痛みは体の異変や危険のサインといわれるように、痛みによって体の異変や体がさらされている危険に気づくことができます。

歯の痛みもまた、歯の異変に気づくためのサインです。むし歯による歯の痛みはいわゆる「歯の神経」が感知します。むし歯によって歯に穴が開いて冷たいものや甘いもので歯が痛くなったり、歯がズキズキ痛んだりするのは歯の神経からのサインともいえます。

しかしながら、歯の神経の治療をしていてすでに歯の神経を抜いていたり、むし歯が重度に進行して歯の神経の機能が損傷されているとむし歯による歯の痛みを感知することができません。歯の痛みを感知したときには早めの受診が望ましいですね。

そんな歯の神経は歯の根の先から出入りしていて、歯全体の痛みを感知してくれます。

しかしながら、むし歯ではないのに歯が痛くなることがあります。原因はいくつか考えられますが、今回は歯周病が及ぼす歯の痛みについてご紹介いたします。

歯周病は読んで字のごとく、歯の周りに発症する疾患です。いわゆる歯周病菌の影響が大きく、歯の周りの歯ぐきに炎症を起こしたり、歯の周りの骨を溶かしてしまったりします。
そして、どんどん歯ぐきの奥に進行していき、やがては前述の歯の根の先まで進行して歯の根の神経に感染して炎症を起こしてしまうことがあります。

体は各部位が血管や神経などで繋がっているので1カ所の異変が他の部位に影響することは多くあります。歯の神経からのサインに耳を傾けて健康でいたいですね!

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉

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児玉 和剛 寿洋会四元歯科 歯科医師
鹿児島大学歯学部卒業 鹿児島大学臨床研修医 2016年10月医療法人さこだ歯科臨床研修医 2017年4月医療法人さこだ歯科入社 2019年8月医療法人寿洋会四元歯科入社
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