歯医者でレントゲンは必要?
2022.10.08
こんにちは!放射線技師の迫です。
みなさんは歯医者でレントゲン写真の撮影の経験をしたことがあると思います。
レントゲンを撮る目的としては、虫歯の進行状況、歯の根っこの状態、
骨の状態など目で見るだけではわからないたくさんの情報を知ることができます。
当院で行われている撮影は、パノラマ、デンタル、CT、セファロなど多くの種類があります。
目的によってそれぞれの撮影を行っています。
パノラマ撮影は、口腔内を全体的に観察する際に効果を発揮し、デンタル撮影は、特定の部位に注目して観察するときに役に立ちます。
パノラマ撮影やデンタル撮影は2次元的(平面的)な画像になりますが、CT撮影で得られる画像は3次元(立体的)の画像になります。
親しらずの抜歯やインプラントの治療の時にはCT撮影を行うことがあります。
レントゲン撮影を行うことは、治療方針の決定をするうえでとても重要なものです。
レントゲンを撮影するときに注意をすることがあります。
それは、撮影するときにピアスやネックレスなどの貴金属を付けたまま撮影を行うことです。
そのまま撮影を行うと、画像にピアスやネックレスが映り込んでしまいます。
そうすると、画像診断に影響が出てしまうので、撮影を行うとき身に着けている場合は取り外して撮影を行いましょう!