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歯医者の麻酔のお話

2024.10.05

皆さん、こんにちは。

記録的な暑さといわれた今年の夏の暑さも少しずつ和らいできましたね。夏が過ぎれば秋がやってきます。秋といえばスポーツの秋ということで、先日久々に運動に出かけました。が、酷暑の間のインドア生活ですっかり体がなまってしまい、翌日筋肉痛に見舞われてしまいました。

そんな筋肉痛に悩む私を助けてくれたのは、湿布と痛みどめのお薬でした。

生活の中で痛みから助けてくれる湿布や痛みどめのお薬だけでなく、歯医者の治療の時も頼りにしている存在があります。

その存在とは、いわゆる「歯医者の麻酔」です。

歯の中心部(歯髄)には歯の神経があります。

簡単に説明しますと、むし歯になると歯の神経が刺激を受けます。

歯の神経は(途中で体の他の部分の神経と合流しながらですが、)神経の経路を通して脳の方までずーっとつながっていて、むし歯で刺激を受けると脳へ信号を送ります。

信号を受けた脳がむし歯の痛みを感じるということです。

そこで、「歯医者の麻酔」は神経の経路での信号の伝達を防いで、むし歯の痛みやむし歯治療の刺激による痛みを軽減する働きがあります。

一括りに「歯医者の麻酔」といっても種類がいくつかあります。麻酔薬の主成分の違いや麻酔薬の作用を補助する薬品の違いなどでいくつか種類があります。

薬品なので、人によって合う合わないがあります。

そこで安全のために、歯医者で治療を受ける時は、全身疾患はないかや普段どんなお薬を飲んでいるかや歯医者の麻酔で気分が悪くなったことなどないかをぜひとも教えてください。

また、むし歯が痛くなるまで放置せず、どうか歯医者で定期検診を受診されてください。

そして、スポーツや運動は無理せず適度に楽しみたいですね…

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉

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