歯周病って恐ろしい!!
2021.08.16
こんにちは!歯科衛生士の太田です。
「歯周病」ってみなさん聞いたことがあると思いますが、とても恐ろしい病気ということはご存知ですか?今回は歯周病についてお話していきたいと思います。
まずは歯周病の検査
みなさん、歯医者に行って歯茎の検査を何度かされたことがあるかと思いますが、検査の内容としては、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)の深さを測って出血がないかどうか、また歯の揺れ、歯垢のチェックまでしていきます。歯茎を触った際に痛みがあれば、歯茎に炎症があるというサインになります。通常、健康な歯周ポケットの深さが2~3mmと言われているのですが、4mm以上になると歯周病が進んできているという数値になります。
歯周病を放置してしまうと・・・
歯周ポケットには歯垢や歯石が溜まりやすい状態になっているので、4mm以上のポケットを放置してしまうとどんどん深くなっていき、支えられてる骨も溶かしてしまいます。支えられている骨がなくなると歯を支えられなくなってしまい、グラグラして抜けてしまいます。このように、歯周病はとても恐ろしい病気なのです。
歯周病を治し、維持させるためには?
歯がなくなる原因は虫歯よりも歯周病のリスクが高いといわれています。まずは歯茎の中の歯石とりやお掃除をしっかり行い、歯茎の中の細菌を取り除かない限り歯茎の炎症は治まってきません。また、炎症が治まった後も歯医者で定期的にお掃除をすることがとても重要になってきます。歯周病の予防はもちろん、虫歯の重症化予防にもつながります。しっかりお手入れをしてお口の中の環境を良く保ち、1本でも多く歯を残していきましょう。