歯周病について、知ってますか?
2021.08.12
お口の中の病気で思い浮かぶものはなんでしょうか?
まず一番に思い浮かぶものは、むしばと答える人が多いのではないでしょうか。
そして、2つ目は思い浮かばない。。。なんて事もあるかもしれませんね。
最近ではテレビでも取り上げられることが増えたので、歯周病、という言葉を聞いたこともない、という人は減ってきたように思います。
では、あなたは歯周病についてどれくらい知っているでしょうか?
まず、歯周病はその進行度によって大きく2つに分けられることはご存知でしょうか?
1つは歯肉炎と言って歯茎だけが炎症を起こしている状態。こちらは、若い人でもなっていることが多く、気付いていない人もいるかと思います。
もう1つが歯周炎。こちらは骨にまで炎症が広がっていて、骨が溶けてきています。
進行すると歯がグラグラしてきたり、歯茎から膿がでるなんてこともあります。
歯肉炎から歯周炎にならないように予防していきたいところですね!
さて、この歯周病、原因はなんでしょう?
全身疾患との関連性も指摘されていて、影響を及ぼす要因は多くあります。
しかし、原因といえば細菌です。
お口の中の細菌が悪さをして、歯周病は進行します。
お口の中には多くの種類の細菌が住み着いていて、むしばに関係する細菌と歯周病に関係する細菌は異なります。
住み着くのに好む場所も違います。
歯医者さんに行ったら、むしばはほとんどないけど、磨き残しが多いと言われたことのある人はいませんか?
我々がみているのは、歯と歯茎の境目のところです。
そして、そこは歯周病の細菌が大好きなところ。。。
歯の表面だけではなく、歯と歯茎の境目までしっかり磨きたいですね!!