歯周病の検査?
2022.11.11
こんにちは☀️
歯科医師の武田です。
先日の皆既月食と惑星食とても神秘的でした?肌寒い日も増えてきましたがたまには天体観測をするのも癒しになって良いですね。
今日は歯茎の検査についてお話しします?
歯茎の検査とは、細長い器具で歯と歯茎のキワにある歯周ポケットと呼ばれる溝の深さを測る検査のことです。歯周病の検査のためには必ず必要となります。
保険診療の場合、歯石取りをする際に必ず歯茎の検査を行わないといけないというルールがあるので、歯医者さんで経験したことがある方も多いと思います。
この歯周ポケットが深くなるほど歯周病は進行しているため、深さを測ることで歯周病の重症度の判定を行います。
歯周ポケットは、健康な歯茎では1~3mm程度ですが、歯周病になると4mmを超えた値となります。重症になると1cm以上になることもあります。
またチクチク検査した時に歯茎からの出血や排膿がないかも確認します。
他にも歯周病の検査には、前回お話しした歯を支える骨の状態をみるレントゲンの検査や、歯の揺れを調べる検査、歯周病菌を見る細菌検査などがあります。
歯周病の初期では自覚症状が少なく、痛みを感じないことが多いため実は歯周病だった!ということもよくあります。
しばらく歯医者さんに通ってない方は、一度歯医者さんでの歯周病の検査をお勧めします!