歯周病予防のための歯科メンテナンス
2025.05.21
こんにちは、歯科医師の有留です。
本日は、日本人が歯を失う原因の『一位』である、歯周病を予防するための歯科でのメンテナンスについてお話していきたいと思います。
当院では、歯周病と診断された患者様に対して、まずは歯周基本治療と呼ばれる『歯石取り』を行っていきます。硬い歯石を弾き飛ばし(必要であれば歯周外科まで行い)、歯周組織が安定した後は、治療終了ではなくメンテナンスへと移行していきます。
歯科のメンテナンスを専門用語でSPT【Supportive Periodontal Therapy】日本語で歯周安定期治療といいます。
つまり、歯周組織が安定した状態を維持していくために、継続的にメンテナンスを行っていく必要がある、という事です。
具体的には、前回のメンテナンスから今回までの間に付いた歯石の除去に加え、日常的なブラッシングでは行えないプラーク除去、歯周ポケットの検査や定期的なレントゲンでの虫歯・歯周病の診断を行っていきます。
どんなに丁寧に歯を磨いている方であっても、歯石が付いて虫歯が出来る可能性があります。定期的なメンテナンスで健康な口腔内を維持していきましょう!
口腔内の事でお困りであれば、遠慮なくスタッフまでお声掛けください。宜しくお願いします。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 有留