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歯科のモノ(歯科の材料のお話)

2023.09.01

皆さん、こんにちは。

今年の夏も物価高騰が続きましたね。食料品やガソリンなど価格高騰のニュースをよく目にしました。

 

さて今回は、物にちなんで歯科の材料についてお話しさせていただきたいと思います。

歯科の材料には様々な種類があります。

例えば、レジンや樹脂などの診療室で歯の治療に使用する材料や、石膏など診療室では使用しないけど歯の被せ物や入れ歯を作製するために使用する材料など

使用目的によって様々な種類があります。

そんな材料たちですが、使用上の注意もあります。

その代表的な注意事項はアレルギーです。

 

アレルギーにもその症状や原因などによって「型」が分けられます。

即時型アレルギー

歯科においてはラテックスグローブ(ゴムのグローブ)が原因の例として挙げられます。

歯科診療はグローブを装着して行います。ゴムのグローブにアレルギーのある患者さんの診療はビニールのグローブを装着して行います。

過去にゴムのグローブでじんま疹がでた等の症状のある方は歯科を受診する際はお申し付けください。

 

遅延型アレルギー

歯科の材料によるアレルギーの多くを占めるアレルギーです。

金属の材料が体に合わなかった場合、歯に金属の被せ物を装着して、期間が経ってから症状があらわれる金属アレルギーが代表例です。

 

アレルギーは原因を除去することで症状が改善することもあります。

何十年も前の金属の詰め物など、お口の中のご様子を一度歯医者さんで確認してみることをおすすめいたします!

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉

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