歯科の麻酔について
2024.09.11
皆さんこんにち(^ω^)
9月に入り朝晩は少し涼しくなりましたが日中はまだ暑いですね💦!
季節の変わり目なので体調崩されないよう用心されてくださいね🌸
今日は歯科麻酔についてお話させていただきます。
〜歯の麻酔が必要になった場合
受ける前に注意しておきたい3つのこと〜
① リラックス
緊張しているとごく稀にショックなどを起こす可能性があります。
歯の治療前にリラックスするのは難しいと思いますが、深呼吸をするなど心身共に落ち着いて臨みましょう。
② 食事や飲み物で栄養補給
個人差はありますが麻酔をした後は1〜3時間ほど周辺の感覚がなくなります。
その間は食事や水分補給がしづらいので事前に栄養補給をしておきましょう。
③ 体調や持病を担当医に伝える
持病や体調によっては麻酔の種類・量を検討する必要がありますので必ず正確に伝えるようにしましょう。
伝えることで担当医も把握し患者様になるべくリラックスしてもらえるようより心かげることができるでしょう。
〜笑気麻酔とは〜
笑気麻酔とは、意識を保ったままリラックスして治療を受けていただける麻酔法です。
麻酔といっても、鼻から「笑気ガス」を吸い込むだけなので注射嫌いの方もご安心ください。
笑気ガスは正式には「亜酸化窒素(O)」という気体です。
約30%の低濃度笑気と、約70%の高濃度の酸素を混ぜて使用します。
治療後は体外にすぐにされるため副作用などの心配もほとんどありません。
お子様・ご年配・持病のある方まで安心してご使用いただけます。
笑気麻酔は歯科治療に対するストレスから血圧や心拍数が上がってしまうのを防ぎ、
持病のある方への負担も軽減してくれる効果があります。
〜セデーションについて〜
セデーションとは、鎮静剤・鎮痛剤等の薬剤を使用し痛みなどの感覚を下げる処置です。
この処置を行うと半分眠ったような心地よい感覚になり、
恐怖感や痛みを感じることが少なく気が付いたら治療が終了しています。
恐怖感や痛みを感じることが少なく気が付いたら治療が終了しています。
★セデーションはこんな方におすすめです★
・とにかく手術や処置が怖い方
・恐怖などで嘔吐反射が強くありすぐに吐き気を催す方
・血圧が高めで手術や処置に不安を感じている方
・安定した気持ちで手術を受けたい方
〜麻酔を受ける上で注意が必要な全身疾患〜
・高血圧症の方
出血が止まらなくなり血管を破壊して脳内出血を起こす危険性があります。
降圧剤を服用している場合は必ず治療前に担当医にお伝えしましょう。
そして治療前には血圧を測定して治療前後すぐに起き上がったり急な動作したりしないようにしましょう。
痛みにより血圧が上昇することもあるので必要に応じて鎮痛剤や麻酔などを利用する可能性も考えましょう。
・糖尿病の方
糖尿低血糖昏睡
(血糖値が下がって意識を失うこと)
が起きる可能性があります。
糖尿病の方↓
・感染症にかかりやすい
・傷が治りにくい
・ストレスによって血糖値が変化しやすい
などの特徴があります。
歯科治療による小さな刺激でもストレスを感じ、血糖値が大きく変化すると昏睡状態になることもあります。
歯科治療で使う麻酔の中には血糖値を上昇させる作用もありますので必ず治療前に確認しましょう。
他にもいくつかありますが不安な方は治療を開始する前に担当医に相談をして、不安な気持ちやストレスをなるべく軽減させて治療に臨みましょう。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
事務 伊坂
事務 伊坂