歯科治療で使用する麻酔について
2023.09.07
みなさん、こんにちは!
歯科医師の三戸瀨です!
今回のテーマは“麻酔”です!
虫歯治療の際に使用される麻酔薬、、、
正直、好きじゃないですよね。
嫌いな理由は様々かと思いますが、一番は注射針のチクッとする痛みだと思います。
キラメキテラス歯科では現在細い針先0.23mmの注射針を使用し、極力痛みが出にくいようにしています。
また、注射の前に歯茎に塗り麻酔をすることで注射の痛みを感じにくくするようにもしています。
麻酔を使用して治療を行う際に注意が必要なのが全身疾患との関わりです。
歯科で使用する麻酔薬の中には、一時的ではありますが心拍数、血圧が上がりやすくなる成分が入っているものもあります。
心疾患や高血圧の既往があり、薬を飲んでいる方は注意が必要ですので治療前に伝えるようにしましょう。
また、これまでに麻酔をして気分が悪くなったことがある方、アレルギー症状が出たことがある方も必ず事前に伝えるようにお願いします。
麻酔をした後の注意点もいくつかあります。
麻酔後は歯や歯ぐきの感覚だけでなく、唇や頬っぺたの感覚も鈍くなります。
感覚が鈍いままお食事をとり、唇や頬っぺたを噛んでしまったり、温度の感覚も鈍るため熱いものを口に含んで火傷をしてしまうこともあります。
事前に麻酔を使用することがわかっていればお食事前の時間を避けて案内させていただくこともあります。
歯科で使用する麻酔は痛みを感じにくくする麻酔薬だけではありません。
笑気吸入鎮静法といって吸入麻酔によって緊張を和らげ、気持ちがリラックスし、不安や恐怖心を軽減させた状態で治療を行う方法や、
静脈内鎮静法で寝ているような感覚で治療を行う方法もあります。
そして、私たち医療法人篤志会にはその麻酔専門の歯科医師も在籍していますので不安なことがあればお気軽にご相談ください。
みなさんの歯科治療への不安や恐怖心、歯科麻酔への苦手意識が少しでも軽減できるようにできればと思っています。
何かお困りのことがあればぜひ一度歯科医院へお越しください。
鹿児島県鹿児島市高麗町
医療法人篤志会キラメキテラス歯科 歯科医師 三戸瀨 智暉