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神経だけじゃない!歯の神経のはたらき

2024.11.11

皆さん、こんにちは。10月の終わりになっても台風接近のニュースを聴いて、今年の夏は暑かったと改めて感じております。

それはさておき先日、焼肉を食べる夢を見ました。肉を鉄板で焼いて周りの人達が美味しそうに食べているので私も肉を食べたのですが、食べた肉は味がなく冷たかったです。

夢なので味や温度を感じないのは当然ですね^^;

 

お口の中は味覚や触覚や痛覚など様々な刺激を感じることができます。

それぞれの刺激を専門で感じる各種センサー(受容体)と信号を伝達する神経の働きにより、お口の中の様々な刺激を感じております。

ここからはそんな神経のなかでも、いわゆる「歯の神経」歯髄(しずい)についてお話しさせていただきます。

歯髄は歯の中心部に位置しており、血管、神経線維、リンパ管、細胞などで構成されています。その主な役割はむし歯などの痛みを感知すること、血管を通して歯に栄養を送ることが挙げられます。

また、歯髄の外側には象牙質という歯の構造があり、象牙質はミネラル成分、タンパク質、象牙質の細胞で構成されています。

象牙質の細胞は歯の表面にむし歯ができて歯の中へとむし歯が侵蝕してくると、抵抗しようとする性質があります。(※抵抗しますが、むし歯を治癒したり痛みを完全に抑えるなどの効果はありません)

歯髄の血管はそんな象牙質の細胞をはじめ、歯髄の神経や細胞などに栄養を送っています。

 

いかがだったでしょうか?

簡単ではありますが、歯髄の役割についてお話しさせていただきました。

むし歯で歯が痛くなるのは「歯の神経」歯髄からのSOSです。そこまで歯が痛くなる前に、どうかお口の定期検診でむし歯の早期発見をされてくださいm(_ _)m

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉

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