維持することの重要性
2024.07.24
みなさん、こんにちは。
歯科医師の秋田です。
だんだんとむし暑い日が増えてきて、寝苦しい日が続いています。わたしもついにエアコンをフル稼働するようになりました。最近、九州では大雨が続いていましたが、先日ようやく鹿児島の梅雨明けが発表されましたね。これからより暑くなると考えると気が滅入りそうになりますが、みなさん水分補給や休息はしっかりとるようにして熱中症に気を付けて夏を乗り切りましょう。
さて今回のテーマは高齢者歯科についてです。わたしたちのお口やお口周りは体と同じように加齢に伴い変化していきます。味を感じにくくなることや唾液の分泌量が減ってしまうことなどが挙げられます。また咀嚼機能や嚥下(飲み込む)機能、筋力も低下してしまいます。みなさんは誤嚥という言葉を耳にしたことはありますか?咀嚼機能や嚥下機能の低下によって、本来食道に入っていくべき食べ物や唾液が誤って気管に入ってしまうことを誤嚥といいます。さらに細菌と一緒に誤嚥すると誤嚥性肺炎のリスクが高くなってしまいます。
少しでもリスクを減らすためには機能や筋力を維持すること、またお口の中の衛生状態を良い状態で保つことが重要になります。自分のお口の状態を今一度確認してみてはどうですか。定期的に歯科医院に行き、検査することをおすすめします。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 秋田