色々な入れ歯
2022.02.24
皆さんこんにちは!
歯科技工士の吉満です。
今回は「入れ歯」についてお話しさせていただきます。
入れ歯の目的には、主に
・咀嚼機能(食べ物を噛んで飲み込む)の回復
・発音機能の回復
・審美性の回復(見た目の美しさ)
などがあります。
メリット
- 手術が不要
- 広範囲の欠損にも対応できる
- ものによりバネが目立たないものもある
デメリット
- 食べかすが挟まりやすい
- 硬いものが食べにくい
- 保険の場合、バネなどの見た目がよくない
入れ歯は大きくわけて「部分入れ歯」と「総入れ歯」の二つに分けられ、色々な種類があります。
「レジン床義歯」
- 歯茎の部分が歯科用の樹脂(レジン)で出来ている義歯
- 保険適用
「金属床義歯」
- 入れ歯の歯肉にあたる一部分が金属で出来ている
- 熱が伝わりやすい
- 金属床は薄いため違和感が少ない
「ノンクラスプデンチャー」
- 金具(バネ)を使わないため、自然な見た目を再現できる
- 装着感が良好
- 入れ歯を使用している事が分かりにくい
もし歯を失ってしまいうまく噛むことができなくなったとしても、義歯により改善する事ができます。
噛みやすさや、見た目、痛みの改善のためなど様々な用途に合わせて義歯を選び、自分にあった義歯でおいしく食事を続けて行けたらいいですね。