虫歯について
2024.01.25
こんにちは! 放射線技師の迫です
今回は虫歯についてお話をさせていただきます
虫歯は進行度によって5つに分けられます
1.CO(初期虫歯)
痛みなどの自覚症状がほとんどありません
2.C1(エナメル質が溶けた状態)
痛みなどはありませんが、進行してしまうと重症化していますので、歯科医院での治療が必要です
3.C2(象牙質まで進行した状態)
エナメル質より内部の象牙質まで虫歯が広がっています。冷たい飲み物が染みるなどの自覚症状が現れます
4.C3(歯髄まで進行している状態)
歯髄と呼ばれる歯の神経まで虫歯が進行しています。強い痛みが現れることが多く、歯の根っこの治療が必要になります
5.C4(歯根のみが残った状態)
歯がほとんどない状態。多くの場合、抜歯が必要になります
虫歯の原因になる菌(ミュータント菌)は食べ物の残りカスなどから作られるプラークに含まれる糖分をエサにして増えていきます
この菌は増殖していくときに「グルカン」といってねばねばしたものを出してプラークの中にいる菌同士が結び付いて増殖していきます
この「グルカン」をだすときに酸も出します
この酸が歯に触れると歯を溶かし虫歯になっていきます
虫歯にならないように毎日の歯磨き、歯科医院での定期的なメンテナンスが重要です
もし、虫歯ができてしまったら、早めの歯科医院での治療をお勧めします
何か気になることがあればいつでもご相談ください
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
診療放射線技師 迫