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虫歯の治療法

2024.02.13

みなさんこんにちは!
歯科医師の小石です。

2月といえば私の中では受験のイメージが強いです。
歯科医師国家試験や大学入試の2時試験、高校入試、振り返れば今までいっぱいこの時期に受験をしていたんだなと感慨深いです🥺

さて、今回は虫歯になったらどうするの?というところを少しお話致します。

虫歯とはその名の通り虫歯の菌が歯を溶かすイメージを持っていただけると良いかと思います。
その溶かし具合によって、C1やC2などと歯科医師が診断致します。定期検診で聞いたことある方も多いかもしれないですね!

溶けてしまった虫歯の箇所、まずはその穴に残っている細菌をしっかり削り取ります。その歯に虫歯の菌の感染が無くなったのを確認できたら、穴を塞いでいきます。一般的な物としてコンポジットレジンというものがあります。歯の代わりをしてくれているプラスチック製の詰め物です。これを用いて溶けてしまったところの形を再現していきます。ただし、虫歯が大きかったりする場合はコンポジットレジンの強度が足りない事があります。その場合はインレーやアンレーといった被せ物をします。金属や強化プラスチック、セラミック、ジルコニアなど強度を担保出来るものを口腔外で作成し、虫歯の箇所にピタッとはめていく処置になります。

このように虫歯の大きさによって治療方法は大きく変わります。

1番良いのは虫歯にならない事ですが、初期段階で見つける事で歯を削るのも最小限に済ませられ、回数を減らすことも可能になります。
定期的に検診し早期発見早期治療をお勧めいたします!

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 小石

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