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虫歯予防デー

2025.06.09

6月4日~6月10日までは「歯と口の健康週間」となっているのをご存じですか?

この機会に、ぜひご自身のお口の健康について改めて考えてみてください。

ちなみに、6月4日は「虫歯予防デー」です。
「6(ム)4(シ)」の語呂合わせから来ているんですね。

最近では、虫歯の数も減ってきていて、皆さんの歯やお口に対する意識も高まっていると感じます。

きっと多くの方が「歯は大切」と思っていることでしょう。
でも、本当の意味で歯の大切さを実感するのは、残念ながら歯を失ってから…ということが少なくありません。

失った歯は、もう元には戻りません。
だからこそ、「今ある自分の歯」を大事にして、歯の大切さをもう一度見直してほしいのです。

歯には「噛む」以外にもさまざまな役割があります。
前歯は食べ物を噛み切るのに使い、奥歯はしっかり噛み砕いたりすりつぶしたりします。
さらに、前歯は見た目や発音にも関わる大切な歯です。

どの歯も、とても重要で「失っていい歯」なんて1本もありません。

ただ、虫歯や歯周病、けがなどで、どうしても歯を抜かなければならないこともあります。
その場合は、入れ歯やインプラントなどで歯を補う治療が必要になります。

それらも大切な治療ですが、やはり「自分の歯」に勝るものはありません。
人工の歯では、噛む力や感覚、見た目など、どうしても本物には及ばないことが多いのです。

だからこそ、「歯を失ったらどうするか」ではなく、「歯を失わないためにどうするか」を考えてほしいのです。

予防のことが気になる方は、ぜひ一度歯医者さんに相談してみてください。
あなたのお口の状態に合わせた、ぴったりの予防方法を一緒に考えてくれますよ。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科ケアクリニック
歯科医師 正國

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正國 光一 医療法人篤志会 歯科医師
長崎大学歯学部卒業 長崎大学臨床研修医 医療法人篤志会入社 藤田医科大歯科研究員 2021年3月まで
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