こんにちは、歯科医師の有留です。

今回は、歯科で懸念される金属アレルギーに関してお話をしていきたいと思います。

歯科治療でメジャーな補綴物である『銀歯』。

みなさんの中にも、口腔内に入っている方もいるのではないでしょうか？

ひとえに銀歯といっても、金属で言う「銀」だけを使用している訳ではありません。

口腔内で長期間使用できる耐久性と、身体に悪影響のないよう「合金」という形で設計されています。

大部分を占める金属だけでも、「金」「銀」「パラジウム」「銅」「インジウム」など様々な金属が含有されています。

金属アレルギーを持っている方に関しては、銀歯を入れている周囲の歯茎や頬・舌に炎症が起きてしまう事もあり、

慢性的な炎症であるため明確な症状が出ない場合もあります。

現在は銀歯だけでなく、強化プラスチックやセラミックなど、より金属アレルギーを起こしにくい材料も

多く取り揃えております。

金属アレルギーが気になる方は、ぜひスタッフまでお声掛けください。医科での主要金属アレルギーの検査結果を

持ってきていただけるとより詳しく診断することもできます。

宜しくお願いします。

鹿児島市中央町　医療法人篤志会　さこだ歯科
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