10代の半数!? 口腔機能発達不全症とは
2025.04.22
こんにちは、歯科医師の有留です。
今回は、タイトルにもある通り『口腔機能発達不全症』についてお話していきたいと思います。
そもそも、口腔機能発達不全症とは、
”18歳未満の子どもで、生まれつきの障害がないにも関わらず、食べる、話すなどのお口の機能が十分に発達していない状態”
をいいます。
国が発表した調査では、10代の半数が口腔機能発達不全症の対象ともいわれており、歯科での早期発見・早期治療が求められています。
もしもお子さんに、以下のような兆候があった場合は要注意です。
・食事の量が極端(過食気味、小食気味)で偏食
・食べるのに時間がかかる
・硬い食べものを避ける
・鼻呼吸が苦手で、口呼吸をしている
・あまり噛まずに飲み込んでいる
・食べ物が口からこぼれる(口が閉まっていない)
子供には、それぞれの年齢に応じた発育があります。
上記の内容は一見大きな問題には見えないことが多いですが、
このままの成長が続くことで将来的に大きな問題が起きることも考えられます。
早い段階で正しいサポートを行うことで、正しい機能を得ることができるようにもなります。
もし心当たりや不安な点があれば、お気軽にスタッフまでお声掛けください。
よろしくお願いします。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 有留