6月は、梅雨と6月男と「歯と口の健康週間」
2024.06.19
皆さん、こんにちは。今年も6月になり、先日は「歯と口の健康週間(6月4日〜10日)」を迎えました。標語もマスク生活が緩和された今の時代を反映しているようないい標語でした!
さて、歯とお口の健康のためには「予防」が重要になります。歯科の代表的な疾患といえば、むし歯や歯周病ですが、それらは細菌の存在や数が原因の一つになっております。
細菌の数を減らす、また細菌の餌となる食渣(食べかす)の除去のために、歯ブラシはもちろん、フロスや歯間ブラシといった清掃補助器具を使用しての毎日のお口のお手入れ、セルフケアが大切になります。
しかしながら、歯みがきがしにくい、磨いているのによく汚れが落ちていないと感じることはないでしょうか…
これに関連して「プラーク(歯垢)保持因子」という概念があります。歯垢が溜まりやすい、歯垢除去しにくい因子のことを示しており、具体的には歯石、適合性の低い歯の詰めものや被せもの、良くない歯並びなどを指しております。
むし歯や歯周病で歯が欠けたり、歯を失ってしまったらむし歯治療や入れ歯などの治療が必要になってしまいます…
歯科の疾患に限らず、「予防こそコスパが良い」とも言いますので、セルフケアとプロケア(歯医者でのお口のお手入れ)の二刀流で予防していきましょう!
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉