【エフエム鹿児島 スマイルライフ】いびき・睡眠時無呼吸は歯科でも治療できる?知っておきたい治療の選択肢
2026.08.21
さこだ歯科運営スタッフ
エフエム鹿児島で毎週金曜日に放送されている「スマイルライフ」では、さこだ歯科 理事長の迫田がお口の健康や歯科医療に関する情報をお届けしています。
今回のテーマは「いびき・睡眠時無呼吸」です。
「大きないびきをかいている」
「日中、どうしても眠くなる」
「朝起きたときにすっきりしない」
「家族から寝ている間に呼吸が止まっていると言われた」
このような症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
いびきというと「音がうるさいだけ」と思われることもありますが、睡眠時無呼吸は全身の健康にも関わるため、放置せず適切に対応することが大切です。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。
睡眠中に十分な酸素を取り込めず、身体に負担がかかることで、
- 日中の強い眠気
- 集中力の低下
- 朝起きたときの疲労感
などにつながることがあります。
さらに、高血圧や心臓病、脳卒中、糖尿病などのリスクを高めることも分かっています。
日中の強い眠気によって、車の運転など思わぬ事故につながる可能性もあるため、決して放置してよい症状ではありません。
歯科でできるマウスピース治療
睡眠時無呼吸症候群の治療は、主に内科や耳鼻咽喉科などで行われますが、症状によっては歯科も治療に関わることがあります。
軽度の場合には、寝ている間に装着する「口腔内装置」と呼ばれる歯科用マウスピースが効果的な場合があります。
このマウスピースは、下あごを少し前に出した状態で固定することで、のどの奥のすき間を広げ、呼吸の通り道を確保するための装置です。
電源を必要とせず、持ち運びもしやすいため、旅行などにも持っていくことができます。
医科と歯科が連携して治療します
睡眠時無呼吸症候群の治療で大切なのは、まず医療機関で適切な診断を受けることです。
内科などで「睡眠時無呼吸症候群」と診断され、歯科向けの紹介状をお持ちいただいた場合には、口腔内装置を保険診療で作製できることがあります。
症状に応じてCPAP(シーパップ)と呼ばれる装置を使用する場合もあり、どの治療が適しているかは医師と相談しながら決めていきます。
さこだ歯科でも、必要に応じて内科の先生と連携しながら、口腔内装置の作製を行っています。
お子さんのいびきにも注意が必要です
いびきや睡眠時の呼吸の問題は、大人だけのものではありません。
お子さんの場合、
- 口をぽかんと開けて寝ている
- 鼻が詰まりやすい
- いびきをかいている
といったサインがみられることがあります。
こうした状態は、あごの発達や歯並びに影響することもあるため、早めに確認することが大切です。
お口周りの筋肉のトレーニングや、必要に応じた早めの矯正相談が、将来の睡眠の質を守ることにもつながります。
まとめ
大きないびきや睡眠中の無呼吸は、単なる睡眠中の癖ではなく、身体からのサインかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は全身の健康にも関わるため、気になる症状がある場合は、まず医療機関で適切な診断を受けることが大切です。
診断結果によっては、歯科用のマウスピースが治療の選択肢になる場合もあります。
ご自身のことでも、ご家族のことでも、いびきや睡眠について気になることがありましたら、お気軽にさこだ歯科へご相談ください。
エフエム鹿児島「スマイルライフ」では、迫田理事長が歯とお口の健康について毎週お話ししています。今後も放送内容をホームページでご紹介してまいります。
(2026年8月21日放送分)