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【エフエム鹿児島 スマイルライフ】子どもの「お口ぽかん」は要注意?|口呼吸とお口の発達の関係

2026.10.16

さこだ歯科運営スタッフ

さこだ歯科運営スタッフ

エフエム鹿児島で毎週金曜日に放送されている「スマイルライフ」では、さこだ歯科 理事長の迫田がお口の健康や歯科医療に関する情報をお届けしています。

今回のテーマは、子どもの「お口ぽかん」です。

お子さんがテレビを見ているときや、眠っているときに、口をぽかんと開けたままになっていることはありませんか?

一見するとかわいらしい仕草にも見えますが、実はお口の機能が十分に育っていないサインかもしれません。

「お口ぽかん」は3人に1人?

口を開けたままにしてしまう状態は、専門的には「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」と呼ばれています。

放送では、新潟大学などが行った全国調査で、子どものおよそ3人に1人に「お口ぽかん」がみられたという結果が紹介されました。

決して珍しいことではなく、多くのお子さんに関係する身近な問題です。

ただし、口が開いているからといって、必ずしも病気というわけではありません。大切なのは、普段のお口の状態や呼吸の仕方、唇や舌の働きなどを確認することです。

口が開いたままだと、どんな影響があるの?

お口が開いたままの状態が続くと、さまざまな影響が出ることがあります。

まず、お口の中が乾燥しやすくなります。

唾液には歯を守ったり、お口の中の細菌を洗い流したりする働きがあります。そのため、お口が乾燥すると、虫歯や歯ぐきの炎症が起こりやすくなることがあります。

また、鼻ではなく口で呼吸することが多くなると、のどが乾燥し、風邪などの感染症にかかりやすくなる可能性もあります。

さらに、唇や舌の筋肉の使い方が変わることで、歯並びや顎の成長に影響することもあります。

お口を閉じることは、歯や歯ぐきの健康だけでなく、呼吸やお口の発達にも関わっているのです。

歯科医院ではお口の力を数字で確認できます

最近では、子どもの「食べる・話す・呼吸する」といったお口の働きを確認する「口腔機能発達不全症」という考え方が広がっています。

歯科医院では、見た目だけで判断するのではなく、唇を閉じる力や舌の力などを調べることができます。

さこだ歯科でも、専用の機器を使って唇を閉じる力や舌の力を測定し、数値で確認する取り組みを行っています。

また、飲み込み方や食べる様子なども確認し、お子さん一人ひとりのお口の状態に合わせて、必要なケアやトレーニングを考えていきます。

数字で状態を確認できると、保護者の方にも変化が伝わりやすく、お子さん自身の励みにもつながります。

家庭でできる「お口ぽかん」への対策

お口の機能を育てるために、家庭でできることもあります。

例えば、次のような取り組みです。

特別なトレーニングだけでなく、日常生活の中でお口を使う機会を増やすことも大切です。

ただし、鼻づまりなどで鼻呼吸が難しい場合には、無理に口を閉じさせるのではなく、原因を確認することが必要です。

お子さんの成長や状態に合わせて、無理なく取り組んでいきましょう。

歯並びの治療を始める前にも大切なこと

「そのうち自然に治るのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、口呼吸や舌の使い方などの癖が続くと、歯並びや顎の成長に影響することがあります。

また、歯並びの治療が必要になった場合でも、お口の機能が十分に育っていないと、治療後に歯並びが再び乱れる原因になることがあります。

そのため、歯並びだけを見るのではなく、お口の機能も一緒に確認することが大切です。

早い段階でお口の状態を知ることが、将来のお口の健康を守ることにつながります。

まとめ

子どもの「お口ぽかん」は、単なる癖ではなく、お口の機能が十分に育っていないサインかもしれません。

口が開いたままの状態が続くと、お口の乾燥や虫歯、歯ぐきの炎症、歯並びや顎の成長などに影響する可能性があります。

大切なのは、見た目だけで判断せず、唇や舌の力、呼吸の仕方などを確認することです。

さこだ歯科でも、お子さんのお口の機能を確認し、一人ひとりに合わせたサポートを行っています。

「うちの子、いつも口が開いているな」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

お子さんの健やかな成長のために、今のうちからお口の働きを一緒に育てていきましょう。


エフエム鹿児島「スマイルライフ」では、迫田理事長が歯とお口の健康について毎週お話ししています。今後も放送内容をホームページでご紹介してまいります。

(2026年10月16日放送分)