FAQ

よくあるご質問

よくあるご質問をまとめました。

インプラントはブリッジや入れ歯にもなる?!

インプラント治療は歯を失ってしまった場合の治療法の1つです。歯がなくなった場所にネジを埋め込み、人工の歯を作るというものであることも浸透してきました。インプラント=歯のかわり のイメージがあるため、『歯が1本なくなってしまったらそこにインプラントを1本埋める…私は歯が3本ないから、インプラントをしたいけど3本もインプラントをうめないといけないのか…』と考えている方もいるかもしれません。確かに以前は「1本のインプラントで1本の歯の代わりをする」治療が行われてきました。しかし現在では治療技術や製品の発展により、数本でたくさんの歯の代わりをすることができるようになっています。

インプラントブリッジ

本来ブリッジとは歯がない部分の両隣の歯を削って土台とし、間に人工の歯をつくる治療法です。ブリッジでは1本以上の歯の代わりをする場合もあります。実はインプラントでもブリッジのように数本の歯の代わりをすることができます。ブリッジとの違いは、土台を残っている歯にするか人工のネジにするかです。3本歯がないから3本インプラントを埋めないといけない、と決まっているわけではなく土台となる2本のインプラントを埋めて、3本分の歯をつくることができます。歯がない場所や本数によって埋めるインプラントの数は変わってきますが、歯がたくさんない人ほどインプラント治療の幅は広がるとも言えます。

インプラントデンチャー

入れ歯は金具をつかって入れ歯を固定したり、あごの骨にぴったりとはめることで使用することができます。そのため固定源が得られにくく動きやすいので噛みづらさを感じる方もいるかもしれません。インプラントデンチャーは顎の骨にインプラント、入れ歯側にインプラントにはまる金具を埋め込むことによって、ガチっとした動きづらい入れ歯にする方法です。入れ歯に埋め込む金具にはいくつか種類(マグネット、バー、ボール、キャップなど)があります。

また、歯が1本もないという方でも、入れ歯のように取り外し式ではなく、固定式にすることができるのがインプラントの強みです。この場合もブリッジの部分で記載したように、歯1本に対してインプラント1本埋める必要はなく、4~6本のインプラントで片側の歯すべてを支えることができます。

全身疾患とインプラント治療

インプラント治療は手術が必要です。手術といっても日帰りで行うことができ、親知らずを抜くのと似たようなものと考えてもらえれば大丈夫です。しかしながら、一度にたくさんのインプラントを埋める方は負担も増えますし、全身疾患がある方や服薬状況によってはインプラント治療自体を進められない場合もあります。ご自身の体調が優先ですので、かかりつけの医師と連携をしながらインプラント治療が可能か、またインプラント治療が適しているのかを判断していきます。下記にインプラント治療ができない場合がある方を記載します。

△インプラント治療(インプラントは場合によってできないことがあります)

  • ・高血圧
  • ・糖尿病
  • ・骨粗鬆症
  • ・心臓疾患などの循環器系疾患
  • ・ぜんそくなどの呼吸器疾患
  • ・腎臓や肝臓の機能不全

×インプラント治療(インプラントはオススメしません)

  • ・病気ではないですが、妊娠中の方
  • ・骨成長の途中である10代の方

満足のいく治療を受けるために

インプラント治療に限ったことではありませんが、この治療を受けてよかった!と満足するためには患者さんと歯科医師の間で目指すゴールが一致していることが重要です。

お口の治療は①見た目②機能面③治療期間(スピード)④費用⑤メンテナンスなど治療後のケア と、たくさんのポイントがあります。まずは、ご自身が求める条件に最もあう治療法を話し合い、治療法が決まったあとはどのように進んでいくのか、それぞれのポイントについてしっかりとお互いが把握することが必要です。そのため、さこだ歯科では治療計画や相談に力をいれています。治療前にしっかりと説明を行うようにしておりますが、人によって歯科知識は様々なため、説明が足りないなと感じる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。そのような場合は遠慮なく、わからないことはご質問いただければと思います。また、患者さん側も「お医者さんの言った通りでいいや」ではなく、一緒に治していく!という気持ちで臨んでいただけると納得のいく治療へと近づいていきますので、まずは気軽に気になることをご相談ください。

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