気付いたら口がぽかんと空いている子供さんを見たことはありませんか?
その子供さんはおそらく口で呼吸をしているのでしょう。
理由は様々あると思いますが、最近はアレルギー等で鼻炎から鼻で呼吸することが困難なこともあります。
しかし、本来鼻が呼吸を行う器官であり、口呼吸が続くことで次のことが起こりやすくなります。
1)風邪をひきやすくなる
2)虫歯・歯周病になりやすくなる
3)アレルギーの原因
4)免疫力の低下
アレルギーは耳鼻科さんとの連携が必要になりますが、もう一つ大きな理由として、
『口や顎、舌など、お口周りを形成する筋肉の力が弱い、舌の使い方に問題がある』
ということがあります
舌の位置によって、顎の成長や歯並びまで変わってきます。
舌の本来の位置は、上あごにぴたりとついている状態です。
舌の位置が改善されることで、様々な症状が改善していきます。
そこで簡単に、自宅で出来る「あいうべ体操」をご紹介したいと思います。
(1)「あー」と口を大きく開く
(2)「いー」と口を大きく横に広げる
(3)「うー」と口を強く前に突き出す
(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
(1)~(4)を1セットとし、1度に行うのは10回程度。
1日30セットを目安に毎日続けていただくと3ヶ月ほどで効果が出てきます。