みなさんこんにちは!!
最近固いものが噛みにくいと感じた事ありますでしょうか?
年齢のせい?と思う方いらっしゃるかもしれませんが、原因もいくつかあるんです。
1歯周病は歯についた汚れがきちんと清掃されず、その中の細菌が毒素を出して炎症を起こし腫れてしまう病気です。進行していくと歯を支えている周りの骨が溶けて歯がグラグラと揺れ出します。
歯が揺れだすとと、固いものを噛む力が負担できなくなり噛みにくくなってしまいます。
2むし歯の原因は菌が歯の表面に付いてしまいます。砂糖を餌にして酸を作ります。その酸が、歯の成分、カルシウムやリンを溶かして歯に穴をあけてしまう病気です。
むし歯で穴が開いていると食べ物を噛むところがなくなり、固いものが噛みにくくなります。
3入れ歯が合っておらず、噛んだ時にずれてしまったり、浮き上がったりしていると、さらに固いものが食べにくくなってしまいます。
ただし、新しい入れ歯を作ったばかりの頃は、入れ歯が合っていても固いものを食べると痛みが出てしまいます。なるべく柔らかいものから食べるようにして、少しずつ固いものにしていきましょう。
4食べ物を噛むためには、咀嚼筋や舌、顎の骨などの複雑な動きが必要です。
その動きを支配している脳や神経が、脳梗塞や脳溢血によってダメージを受けたりパーキンソン病などで舌が動きにくくなる、食べ物が噛みにくいという症状が出るようになります。噛みにくさの原因は、歯以外の場所にも潜んでいることがあり、要介護高齢者ではこちらの原因により噛めなくなっている場合が多いです。
脳梗塞など麻痺がおこる病気になっていない人は、まず歯周病を疑い、歯科医院で健診を受けるようにしましょう!