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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

こんばんはー!
みなさん!お口とストレスが関係していることは
をご存知でしょうか?
よくストレスによりお口の中に出る症状は
歯ぎしりです!
しかし自覚症状があり歯科医院に主訴として
相談してくれるケースは少ないです。

歯ぎしりは実は3種類程あります!
一般的なものとしては上下の歯をギリギリすることです。もう一つは上下をカチカチとすることです。
もう一つ強く上下の歯をぐーっと噛むパターンも
あります。このタイプは朝起きたばかりなのに肩が凝っている、頭痛がする、顎が痛いなどの症状があります。
歯ぎしりをすることにより様々な弊害があるのです!
1、破折
強く噛んだり、歯をくいしばることで歯が欠けたり、ひどい場合には歯がに割れることもあります。また、治療した詰め物や被せた物が外れたり割れたりすることがあります!
2.知覚過敏
歯が割れるまでにいたらなくても歯の根元が少しずつ欠けることによって、冷たい水がしみたりする知覚過敏を起こすことがあります。
3.歯周病
歯ぎしりは歯周病の直接の原因ではありませんが、歯を揺らすことによって、歯周病菌が歯ぐきに侵入しやすく、歯周病が悪化する原因になります。
4.顎関節症
強く噛む力が、歯や歯ぐきだけでなく、顎や関節に
影響を及ぼすことがあります!
あごの関節には関節円板という軟骨があり、それが傷つき、顎が痛くなったり、開きにくくなったり音がしたりすることがあります。
5.肩こり・頭痛
噛みしめる筋肉の一つの側頭筋はこめかみから頭の側方部分にあります。この筋肉がいわゆる凝った状態になると頭痛がしたりするのです。
また下あごから首、胸にかけて広がっている広頚筋という筋肉が凝ると、肩こりになる場合があります。
朝起きたばかりなのに肩が凝っているという場合は、夜歯ぎしりをしている可能性があります。

かみ合わせが関係して歯ぎしりが起きている場合もあり、この場合は、噛み合わせを調整することで良くなることがあります。
ストレスが原因で歯ぎしりが起きている場合は原因であるストレスをなくすことは難しいです。
しかし歯ぎしりによる害を防ぐ方法としてマウスピースがあります。歯ぎしりをしていると感じたら歯科医院へ相談しましょう。