今回は唾を出しやすくする『唾液腺マッサージ』について紹介します。
唾の働きは、虫歯や歯周病を予防したり、食べ物の味を感じやすく、そして飲み込みやすくしたり、しゃべりやすさにも関係してきます。
ただし、年齢を重ねたり、服用するお薬の影響で少しづつ唾の出が少なくなる事がでてきます。シェーグレン症候群という自己免疫疾患により唾がでにくくなる病気もあります。
そのような時にお勧めなのが唾液腺マッサージです。
①耳たぶの前らへんの頬側に人差し指、中指、薬指の3指を使い、ぐるりと前方、後方二円を描くようにゆっくり回します。10回くらいずつが目安です。
②耳の下にある顎の付け根部分の骨の内側を親指でグーッとやさしく押します10回くらいです。
③顎先の骨の内側部分をゆっくり押し上げるようにやさしく押します。10回くらいが目安です。
どの方法もやさしく行うようにしてください。