こんにちは。
今日は歯周病の検査についてお話しします。
症状が出にくい歯周病、歯がぐらつく、口臭がでるなどの症状が出た時はかなり進行している可能性があります。
また噛み合わせによって骨が減る歯周病もあるので、歯周ポケットの深さを測るプロ―ピングという検査が必要になります。
三十代以降の方は4ヶ月に一度は検査した方が良いでしょう。
歯周病は、歯と歯肉の境目にあるすき間、歯周ポケットの深さで診断します。
深さが4ミリを超えていたら要注意。
検査は「ポケットプローブ」と呼ばれる目盛りのついた探針を使います。痛そうに感じるかもしれませんが、実際には、炎症がない限り痛みはほとんどありません。
プローブによる検査は、それぞれの場所で歯周ポケットの深さを測定すると同時にポケット底部からの出血の有無も確認します。
出血があった場合は、ポケット内に炎症が起きていると考えます。
歯周ポケットの深さが4以上に達していた場合は、ポケット内にたくさん細菌がいますから、ポケット内の歯石をとるなど本格的な歯周病治療が必要になります。
骨の状態を診るレントゲン撮影も必須
もうひとつ、歯周病検査で必須とされているのが、歯を支える骨、歯槽骨のレントゲン撮影です。
外から見て、グラつきがないかを調べる検査も同時に行います。歯のグラつきは歯周病によって起こるとは限りません。向かい合ってかみ合う歯の一方が失われたために、もう一方が飛び出してきて、グラつくようになるというケースもあります。