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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

私たち人間は生きるために呼吸が必要です。
自然に呼吸をしてみてください。
あなたの呼吸は鼻で行っていますか?
口で行っていますか?

リラックスしているとき、口は開いていますか?閉じていますか?

実はこの呼吸をどちらで行っているかはすごく重要なの事なのです。

多くの方はおそらく鼻で呼吸をされているでしょう。
ですが最近は口呼吸が多い方が多くなってきています。

口呼吸が多くなると、まず風邪を引きやすくなります。これは、ウイルスやゴミ・埃などをダイレクトに吸い込んでしまう事が原因です。もし鼻で呼吸していたら鼻毛というフィルターがこれらの進入をストップしてくれるからです。口呼吸ではすぐに粘膜にこのような風邪の原因が付着してしまうのです。
次に、口呼吸と鼻呼吸では取り込む酸素の量が違います。鼻呼吸の方が酸素を多く吸入できるため、口呼吸の方は疲労感が増しやすいというデータがあります。
また、口を閉じるという行為は口周りの筋肉を使用しますが、口呼吸の方はこの筋肉が使われていない事が多いため、しまりない顔つきや、たるみにも繋がりやすくなります。
お口の中に関してもトラブルはいっぱいあります。
口の中が口呼吸によって乾燥する事で、口臭がきつくなったりむし歯歯周病が進行しやすくなったり、口内炎ができやすくなったり。
口呼吸の方は舌のポジションが下の方に下がった位置にあることが多いので歯並びを悪くしてしまう事もあります。特に前歯の出っ歯の原因になるといえます。
歯並びが悪くなると話している内容が聞き取りにくくなるなどのデメリットもあります。

普段何気なく行っている呼吸ひとつで大きな違いが出てきます。
口呼吸の方は気をつけましょう。