口臭について悩んだりする事はないでしょうか。
自分ではなかなか気づきにくい問題です。
口臭は誰にでもあるものです。更に一日のうちで強くなったり、弱くなったりする事をご存知でしょうか。
特に一番口臭を感じる時間帯として起床時があげられます。
寝ている間は、会話したりする事がないため唾の量が減り、口の中の細菌が増えることにより、口の中がネバついたり口臭が強くなるのです。
口臭にはお口のトラブル、むし歯や歯周病、歯の周りや舌の上に残る多量の汚れの他、身体の病気(糖尿病)なども関係してきます。胃腸系のトラブルによる口臭もあります。
また、口臭は生活習慣とも関係が深い問題です。
興味深い話として、朝食を摂らない人、噛む回数の少ない食事ばかりを好む人は口臭が強くなる傾向にあるというデータがあります。
これは噛むことで出てくる『つば』が影響しています。
つばには汚れや細菌を洗い流す自浄作用がありますが唾の出が少ないと、この働きが十分に行われない事により口臭を感じやすくなります。
自浄作用が働きにくいという事は、歯の周りや舌の上に汚れが停滞しやすく、その事が原因で歯周病やむし歯も進行しやすくなります。
『噛む』という行為は非常に需要なのです。
口臭が気になる方は自分でできる対処法として
●歯や舌の上をしっかり磨く(歯と歯の間の汚れもきちんと落とす)
●朝食をしっかり摂る
●食事の内容が噛む回数が多いものに変える
など改善してみることをおススメします。