みなさんは歯周病という病気をご存知でしょうか?
また、「25歳以上の85%以上が歯周病」という事実をご存知でしょうか?
85%以上ということは、あなたにとっても決して他人事ではありません!昔は歯周病というと高齢者の病気でしたが、最近では若い人でも歯周病にかかっている人が激増しています。その原因の1つは、食べ物をよく噛まないことです。よく噛まないと、あごの発達が不十分で、歯並びが悪くなり歯に隙間がでてきて、細菌がたまりやすくなります。
また、あまり知られていませんが、歯周病は、エイズや肝炎などと同じように、感染症の1つです。キスや食べ物の口移しなどによって、細菌が歯と歯肉の間に入り込むことでも発症します。
歯周病が進行すると、口内の組織が破壊されて歯肉がはがれたり、歯を支えている骨が侵されたりします。放っておくのは非常に危険なのです!
歯周病の予防としては、歯と歯肉を丁寧にブラッシングすることや、時間をかけてよく噛んで食べることが基本です。しかし、丁寧に磨いたつもりでもプラークが残り歯周病を引き起こす場合があるので、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることが望ましいと言われています!
普段の歯磨きでは落とせない、歯石やバイオフィルム(細菌の膜)を歯科医院でのメインテナンスで落としてもらうことで、歯周病を予防しましょう!