みなさんこんばんは!
今日は、身体に良くない歯ぎしりのお話です。
身体に良くない歯ぎしり
強い歯ぎしりは、歯の亀裂を生じます。
歯の頭の部分に亀裂が生じると、歯がかける原因や亀裂に細菌が入り込みむし歯の原因にもなります。
歯の根に亀裂が生じると歯を抜かなければならなくなります。歯が割れなくても歯の周りの骨が膨らんでくることもあります。
また顎の関節にダメージを与えることもありますし、人によっては咬筋の肥大が起こります。
歯ぎしりと呼べないような弱い力であっても上下の歯を持続的に接触させたり、長時間行ったりすると、歯の周りの組織にストレスが加わり、歯周病になりやすくなります。
あるいは筋肉が疲労して、あごの付近の疼痛や疲労感、さらには頭痛の7~8割を占める緊張型頭痛も起こります。
取り外しの入れ歯を入れている方においては、入れ歯の下の粘膜の血流が悪くなり、疼痛などの障害を起こし、また入れ歯の下の骨の吸収も早まります。
その結果として入れ歯が合わなくなったり、かみ合わせが悪くなったりします。
入れ歯が落ちてくる場合に、それをかみしめることによって防ごうとして、かみしめる癖が付いてしまう場合もあります。噛み合わせが今までと異なる場合には、歯科医院に出向いて調整をしてもらってください。