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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

当院には歯茎の腫れが気になって来院される患者様がいらっしゃいます。
今回は歯茎が腫れる原因についてご紹介したいと思います。

歯茎が腫れる原因としてプラークの毒素によるものが考えられます。
プラークと聞いて、「歯についている垢や汚れのようなもの」と思っている方もいらっしゃいますが、プラークとは、歯の汚れや垢というより、細菌の集まりがパックされたものです。つまり、プラークはむし歯歯周病の原因となる細菌の塊のことです。
この細菌の塊が出す毒素によって炎症を起こし、歯茎の腫れが起こります。
プラーク1mgあたりにおよそ10億個の細菌がいると言われています。
プラークのご説明をするうえで、よく「バイオフィルム」という言葉がでてきます。
バイオフィルムはぬるぬるしたところと水のあるところに作られます。
身近なところでは台所の排水溝に見られる「ぬめり」があります。
お口の中では「プラーク」と「バイオフィルム」はほぼ同じような意味です。
このバイオフィルムは口の中でも作られます。排水溝などで見られるこの「ぬるぬる」がご自身の口の中にあると思うと、綺麗にしたいと思いませんか?
ぜひ、当院にあなたのお口の中のお手入れをお任せさせてください。