妊産婦期とは妊娠開始から産後6~8週の女性のことをいいます。
通常、妊娠の期間は40週(280日)±2週間で、お母さんは肉体面だけではなく心理的、社会的にも変化があり、精神的に不安定になりやすいです。
◎妊産婦期のお口の特徴
妊産婦のお口の中はホルモンのバランスの変化によって唾液の分泌量に変化が起こりやすいです。また、食事の内容や回数の変化、つわりによって歯磨きを行いにくいなど、お口の清掃が不十分となり、歯周病や虫歯が発症しやすくなります。また妊娠中は歯肉が腫れやすくなったり、口内炎ができたりします。
妊産婦期においては、赤ちゃんの歯の発達はお母さんの全身およびお口の健康の保持増進が必要となってくるのでお口に関心を持つことが非常に重要です。
◎ケアの仕方は?
歯磨きをするといっても歯ブラシを口の中に入れただけで吐き気がする方もいらっしゃると思います。そのような場合は歯ブラシを小さなものに代えたり、うがいを頻繁にするなど・・・。
小さな歯ブラシでは奥歯や歯と歯の間など細かいところ用に使われるタフトブラシという歯ブラシがあるのでそちらを普通の歯ブラシの代用としてもいいでしょう。
タフトブラシはさこだ歯科でも購入することができます。
つわりが辛い時期は無理なくお口の中を清潔に保つことが大事です。お口に関心を持ち、赤ちゃんのためにも健康に過ごしていくようにしましょう!