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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

こんにちは。

虫歯などで、歯を抜いたけど

奥だし、見えないからいっか~と

そのままにしてしまっている方いませんか??

実は、奥歯を抜歯した後そのままにしていると

様々な悪影響があるんです。

今日は、その悪影響についてご紹介します。

①前後の歯が倒れてくる

奥歯を抜歯してそのままにしていると

歯がない部分を補おうと、前後の歯が倒れてきます。

虫歯になりやすくなったり、その後の治療が困難になります。

②歯が伸びてくる

歯は通常上下にかみ合う歯が存在します。

どちらか一方がなくなってしまうとかみ合う部分がなくなり

歯が伸びてきてしまいます。

③発音がしにくくなる

奥歯がなくなると、舌の位置や筋肉の位置が変わり

自分では気づきにくいですが、話が聞き取りにくくなります。

④顔の形が変わる

奥歯がなくなると、どうしても反対側の歯で噛んで

食事をすることが多くなり、噛み癖が付きます。

そうすると、顔の周りにある筋肉の太さが変わってくるので

お顔の形も崩れてきてしまいます。 

⑤認知症のリスクが高まる

顎の筋肉や神経は頭や脳に繋がっています。

噛むことで、脳が刺激され活性化しますが

噛むことが出来なくなると、その機能が低下してしまうので

認知症のリスクが高まります。

などなど・・・

奥歯を抜いた後そのままにしていると

今後に大きな悪影響を与えてしまいます。

虫歯歯周病で歯を失ってしまった後は

色々な治療法があるので

しっかりと歯医者さんで相談してください!!!