思春期は、成長に伴い、からだが変化する時期です。また、同じように口腔内も大きく変化します。
学童期に第一大臼歯が生え、乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。その後、思春期の始まりの12歳くらいには第二大臼歯が生え始め、15歳頃には親知らず以外の全ての永久歯が生えます。永久歯が生えそろうこの時期は、将来の歯の健康状態を左右する大切な時期です。
この時期は、親から子へ歯の健康のためにサポートできるチャンスです。歯磨きの重要性を考える良い機会を親子で作りましょう。
思春期は、社会への興味や関心が芽生える時期です。部活動や受験勉強などを中心とした生活になります。その結果、生活のリズムが不規則になりがちです。友達同士での外食や間食の増加など食生活が乱れがちです。親の目が届かない時期でもありますので、むし歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
また、厚生労働省の調査によると15歳~19歳で6割の子どもがむし歯になったことがあるようです。思春期はホルモンのバランスも悪く、歯茎に炎症が起ったり、口腔内にトラブルが起りやすい時期です。また、歯周病は大人の病気と思われがちですが、15歳から19歳の約7割は歯茎が腫れたり、血が出たりとう症状がみられるようです。
むし歯や歯周病を予防するためには、まずは歯垢を除去することが大切です。また、歯垢を除去することで口臭の予防にもつながります。
下記のポイントをお子さんにも理解して頂き、お口の健康に努めましょう。
歯みがきポイント
①歯ブラシの毛先は歯の面にしっかりとあてる
②毛先が開かない程度の軽い力で磨く(力を入れすぎない)
③歯ブラシを小刻みに動かして磨く