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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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こんにちは(*^_^*)

天気がすぐれない日が続いていますが体調など崩されていないでしょうか??

今日は着色の原因についてお伝えします。

着色の原因はコーヒーやたばこのステインだと思っている方も多いのではないかと思います。
しかし、他にもさまざまな原因があります。

1.加齢
年を重ねるにつれて、歯の色は黄褐色に変わってきます。

2.ステイン
お茶やコーヒー、赤ワイン、カレーやタバコなどによる着色です。

3.歯垢
歯垢や歯石が溜まっていると黄白色に見えることがあります。

4.ホワイトスポット
虫歯の初期段階で、歯の表面が酸性に傾いた状態が続いてカルシウム分が抜けてしまい白く濁ってしまったもので白い斑点状に現われます。例え虫歯に発展しなかったとしてもそのまま色は残ってしまいます。

5.虫歯
虫歯が出来ると黒っぽく変色します。

6.神経がない歯
神経がない歯、もしくは神経が死んでしまっている場合、歯は茶色またはグレーに変色してきます。

7.エナメル質形成不全
歯の一番外側の層、エナメル質の形成が不完全な状態で歯の変色(白や黄色や茶褐色など)が見られます。

遺伝性のものとそうでないものがあります。

遺伝性のもの:発生率は8000人から15000人に1人とも14000人に1人ともいわれている。全ての歯に現われる。

遺伝性でないもの:乳歯のときに強くぶつけた、根っこの先に感染があったなどの場合に、その下に控えている永久歯が変色したり表面がでこぼこになったりする。

8.薬物による着色
抗生剤の一種、テトラサイクリンを子供の時に服用した場合、その後に生えてくる永久歯が全体にわたって変色(グレーや茶褐色)するというものです。日本では1960年代後半によく使われていました。現在は乳幼児・小児には禁忌となっています。

9.グルコン酸クロルヘキシジン系抗菌洗口剤
グルコン酸クロルヘキシジン系抗菌洗口剤の長期使用で歯の着色が起こることが分かっています。