年齢を重ねると身体にもいろいろな変化が出てきます。
実際、口の中にも関係してきます。
●口腔乾燥(ドライマウス) ●歯周病の悪化 ●金属アレルギー ●口腔粘膜疾患・口腔癌 ●顎関節症 ●筋肉(咀嚼筋・嚥下筋)の衰え など…
今回は口腔乾燥についてご紹介したいと思います。
加齢に伴い、唾が出る腺(唾液腺)の機能が低下すること、また周囲の筋力も低下することによりうまく唾液が分泌されにくくなってきます。
また、唾液腺そのものが病気になっていたり、全身疾患により、お薬を服用されている場合などはその副作用により唾液が減少してくることもあります。
口腔乾燥が進むと、口の中の細菌が繁殖しやすくなってきます。虫歯や歯周病などが進行しやすくなります。口臭が悪化してくる場合もあります。
また、唾は咀嚼しにくくなったり、舌や、口の中の粘膜にもヒリヒリした症状などがでてくることもあります。
味覚障害が出てくることもあります。
唾が少なくなるといっても原因はさまざまです。自己判断せず歯科医院に相談してみましょう。