今日は口内フローラの2回目!!
口内フローラ」といわれるお口の環境に注目した歯周病の予防法!!
口の中は粘膜が露出し、外敵からの攻撃に弱いきわめてデリケートなところです。そこで外敵から守るため、およそ700種類、100億個の細菌が絶妙なバランスを保ちながら口内フローラを形づくっています。さらに、口内フローラの乱れによって起きる歯周病や虫歯は、全身の病気に関係していることもわかってきました。口内フローラを良好に保つためのセルフケアをお伝えしていきます。
口内フローラを守る6か条
口内フローラを守るための歯磨きのポイントや生活習慣をお伝えしました。
1.寝る前の歯磨きは念入りに
2.歯周ポケットを磨く
3.過度な睡眠不足は禁物
4.口呼吸はNG
5.ビタミンAとビタミンDをとる
6.食事は良く噛む
*全身の病気に関係する口内細菌
全身の病気に関わるメカニズムについて
日本大学 特任教授 落合邦康さんにお話を聞きました。
虫歯でできた穴や歯肉の炎症部分から細菌が血管に侵入し、病気に関与する場合や、歯周病による歯肉の炎症から産出された炎症物質サイトカインが病気に関与する場合があります。
プラーク形成菌や歯周病菌が原因となる疾患
○細菌性肺炎 ○細菌性心内膜炎
歯周病が誘因となる疾患
○糖尿病 ○動脈硬化 ○心筋梗塞 ○バージャー病 ○早産・低体重児出産