こんにちは!今日はむし歯についてお話します。
むし歯は、口の中にいる細菌が、私達が食べたり飲んだりする糖分を餌にして作りだした酸によって、歯が溶けた状態のことを言います。
むし歯の原因には「細菌(ミュータンス菌)」「糖質」「歯の質」の3つの要素があります。この3つの要素が重なった時、時間の経過とともにむし歯が発生します。
☆むし歯になる3つの原因☆
① ミュータンス菌
→歯垢(プラーク)となって歯の表面に付着し、糖質から酸を作り出します。
その酸が、歯のカルシウムやリンを溶かして歯をもろくします。
② 糖質
→食べ物に含まれる糖質はミュータンス菌が酸を作るもとになります。
だらだらとジュースやキャンディなどを食べたり飲んだりすることにより
歯が酸にさらされる時間が長くなり、虫歯になりやすくなります。
③ 歯の質
→歯が作られる時の環境の違いなどで個人差がありますが、歯の質によって、
むし歯になりやすい人もいます。特に乳歯や永久歯が生えたばかりの子どもは注意が必要です。
丈夫な歯を育てるためには、歯の土台を作る良質なタンパク質、歯の再石灰化のために必要なカルシウムやリン、また、これらがうまく働くためのビタミンA・C・Dなどの栄養素が必要です。バランスの良い食事を心がけましょう