通常人間は、鼻で呼吸をするようになっています。ですが鼻がつまったり、何らかの事情で口で呼吸するいわゆる『口呼吸』になってしまうことがあります。
実は鼻呼吸と口呼吸とでは同じ呼吸でも大きな違いがあります。口呼吸により起こりやすいトラブルを紹介します。
①虫歯(特に前歯)が増える
②歯周病になりやすい
③口臭が強くなる
④顔の筋肉がたるみやすい
⑤風邪や慢性的なアレルギーを起しやすい
⑥出っ歯になりやすい
⑦睡眠時無呼吸症候群になりやすい
口で息をすることで口の中が乾燥し虫歯や歯周病、口臭などが悪化することに繋がります。
口で息を行うことにより鼻や上口唇の筋肉が使われなくなり顔の筋肉のたるみもでてきます。表情もどこかぼやっとしたかんじになります。
通常鼻呼吸は鼻毛がフィルターとなり細菌が身体に直接入らないようにする仕組みになっていますが口呼吸になるとのどに直接細菌を送る事になり風邪や慢性的なアレルギーを起しやすくなります。
口呼吸を行うことは舌の位置を変えてしまうことにもなります。上の顎の成長が促されにくくなり結果出っ歯になりやすくなってしまったり、寝ているときの舌の位置で気道をふさいでしまうことにより睡眠時無呼吸症候群になってしまったりもします。
呼吸をするにも鼻で行うか口で行うかは大きな違いがあります。普段の自分の呼吸がどちらであるかチェックしてみましょう。